今日は、なんか嫌な予感がする。
ふぅー…
思い切って教室の扉に開ける。
ガラッ!
!!!!!!!
入って早々腕を引っ張られ、転んだ。
「い…った」
そっと上を見る。
「ねぇ、今日は何するー??」
「今日朝自習らしいから先生こないんだよね!」
!!!!!!!
どうしよ……。
怖い…誰か助けて!おねが…
バシャン!
誰かに水をかけられる。
「や、やめて。」
「ん?…喉乾いただって!」
そういって持って来たのはどこからか引いて来たホースだった。
「ほら。口開けなよ。」
「いっ、嫌!」
必死で口を閉じる。
だけど、突然来た男子に取り押さえられ、口の中にホースを入れられた。
「いくよ!」
その声と同時に口の中に大量の水が流れ込む。
苦しい……苦しいよ…もう嫌…。
息も出来なくなり、だんだん視界がボヤけてくる。
「ストープ!どう?よかった?」
誰が聞いてくる。
水は止められ、ホースも抜かれた。
そして。
「ねぇねぇ、こいつ意外と胸あるんじゃない?」
誰がそういい、制服を真ん中で破る。
ビリッ!ビリ…
私は、大の字で抑えられ、立たされている。
とっさにしゃがみ込もうとするが、許されなかった。
「い…嫌だ…やめて。」
男子に覗き込まれる。
いくらタンクトップを着ていても、恥ずかしい。
その時。
ダンッ!
すごい勢いで、今日のドアがあく。
「お前ら!!」
聞き覚えのある声。
和…かな?
私を取り押さえていた、男子には手を離し、私は床に倒れ落ちる。
でも、待っていたのは、硬い床ではなく誰かの腕だった。
「大丈夫か?…保健室いこう。」
声的に翔だ。
私はそのまま抱きかかえられ、保健室に連れていかれた。