走ってもと来た道を戻る。
ガラッ…
「ちょっと、いい?」
開けてすぐ皆を、呼び、和音から声が聞こえないとこまでくる。
「なんだよ雅樹。」
和が聞いてくる。
「あのさ、さっき女の子にあって、和音がの事聞いたんだ。」
「え??なんて?」
翔が身を乗り出して聞いてくる。
「和音、いじめられてる子を助けたんだって。それで、ターゲットに、…それで、俺らの事とかもあって…」
そこまで言って、亀の方を見る。
下を向いて、唇を噛み締めている。
「屋上から…」
そのあと話を再開させた。
「それで!!!?」
和は怒りに満ちて涙目になっている。
「亀が…」
その言葉で、視線が亀に集まる。
「助けたんだって。」
その瞬間。
「亀也!!なんで言わなかった!?」
和が、胸倉を掴んで言った。
怒ってる時は和也っと言うのだ。
「あいつが自殺しようとした理由わかるか?……俺らを…守ろうとしたんだよ。……後からわかった事だけど…和音…お前が死ななかったら、俺たち四人の誰かを殺すって言われたんだって……その、中心の女の子が大金持ちで、前にもいじめてた子の妹を、監禁して、売り払ったんだって…」
!!!!!!!!!!!!
亀も、辛かったよな?
「ごめん…」
和が謝りながら手を外す。