「じゃあ、皆で射的しよう。康太君、愛歌にあのぬいぐるみ取ってあげたら? 私も何か光輝に取ってもらうし」
詩織が言った。
「じゃあ、俺があのぬいぐるみ取ってやるな」
康太が言った。
「1回100円ね」
「康太、頑張って」
私は、言った。
康太は、真剣な顔してよく狙って撃った。
私は、そんな康太の横顔がカッコイイって思った。
バン
「よっしゃー。愛歌、取れたぞ」
康太は、見事に1発でぬいぐるみを取った。
「康太、ありがとう」
私は、そのぬいぐるみを取った。
「じゃあ、次愛歌の番」
康太がニヤッと笑って言った。
「えー。私、こう言うの苦手なのに……」
私は、言った。
「大丈夫。お金なら俺が出してやるし、俺も愛歌が取ったやつほしいし」
康太が言った。
「取れなくなくても知らないよ」
私は、言った。
「じゃあ、これお金。頑張ってあの怪獣狙えよ」
康太がお金を渡して言った。
「分かったよ」
私は、そのお金を受け取って店の人にお金を渡してする事にした。