「愛歌、光輝待ってたよ。次、どこに行く?」
詩織が言った。
「俺は、お化け屋敷」
康太が言った。
「いいね。でも、愛歌と光輝は?」
「大丈夫。私は、行けるよ」
「俺も」
「じゃあ、決まりだね」
私達は、お化け屋敷に行った。
「2人1組に行って下さい」
「愛歌、先に私達から行こうか?」
「うん」
「じゃあ、前に進んで下さい」
詩織と光輝君が中へ入った。
私と康太は、ちょっと待った。
「じゃあ、次の方進んで下さい」
「愛歌、行くぞ」
康太が行った。
「うん……」
私は、康太にくっついて進んだ。
「うらめしや―」
私の前に白いお化け見たいのが現れた。
「キャー」
私は、康太に抱きついた。
「お前、それただの袋だぞ」
康太が言った。
「あっ、ごめん」
私は、康太から離れた。