「おお。確かに。似た名前同士、宜しくな」

「おう、宜しく」

何かこの2人気が合いそう。

よかった。

「じゃあ、まずどこから行く?」

詩織が言った。

「やっぱり最初は、絶叫系だよね」

「そうだよな」

詩織と康太が言った。

私と光輝君は、無言……

私は、絶叫系が苦手……

「そっか。光輝と愛歌絶叫系苦手だったか。じゃあ、どうする?」

詩織が言った。

「俺達は、いい。2人で乗って」

光輝君が言った。

「えっ、でも……」

「俺、愛歌ちゃんにちょうど話あるし……」

えっ、私に話?

何だろう?

「分かった。じゃあ、2人も待っててね。康太君、行こ」

「おう」

詩織と康太は、乗りに行った。

「じゃあ、ベンチで座って話聞いてくれる?」

「うん」

私と光輝君は、ベンチに座った。

「あっ、その前に俺ジュース買って来るから待ってて」

光輝君が行った。

「えっ、いいよ」

私は、言った。