「いい加減にしろヒロっっっ!!・・・・・・?って、どうしたの?具合でも悪くなった?」

ハッ!!!!

「ゴメン!ボーっとしてたわ!」

「そう?ならいいんだけど・・・。具合悪くなったらすぐ言えよ?」

「大丈夫!!ホント大丈夫だからね!」

「そっか!ならいいや。」

こうやってすぐ変化に気づくんだよなぁ~~・・・。

「おっはよ~~~~!!!」

『おはよ~~!和!ヒロ!』

うちの学園は、男子棟、女子棟と別れている。

行事以外は、お互いの棟には行ってはいけない。ことになっている。

でも、カップルは多いらしい・・・。

うちの学園は、レベルが高いからね!

俺んちのクラスは、ヤバイよ!

だって、和をはじめに・・・っていうかイケメンじゃない奴がいない!

まぁ、和が自分の好きな人を寄せ集めたんだけど・・・。

和が、『全国で3位以内に入ったら俺の好きなようにクラスを作らせろ』って脅したから・・

そんで全国3位で、和の思惑どうりってワケ。

そんな和に俺「ヒロ・・・?頭のねじでも飛んだか?」

へっ?????????

「さっきから、ヒロ。独り言ずっと言ってるんだけど・・・?」

カァァァァァァァァ////////

「恥ずかしくないの?ヒロ・・・・・?(笑)」

「もっと早く教えろよっ!和っ!」