でも今頃言ったって遅いわけで…



『さっさと渡して帰るぞー!』



そう叫んで、渡された地図をみた。



どうやら風見 新の家は
なにか店を運営しているらしい。



『≪SOURIRE≫?……何語だ…』



そう一人考えていると、
目の前の喫茶店から女の人が出てきた。



「本当に≪SOURIRE≫は最高ね。
 執事もメイド可愛くてかっこ良くて。
 楽しかったわ。またくるわね。」


『≪SOURIRE≫?ってことは…』



あたしは女の人がでてきた店のドアの前に立った。



≪SOURIRE≫



ここが…風見 新の家だ!!!