「謝ってくれんの?なら話聞いてあげようかなー」



麻友が当たり前のように言った。



「麻友やさしー」

「麻友に感謝だねー」


クラスが麻友に対して好印象な言葉を次々にあげた。


その時朱莉が弱弱しい声で


「ぁ…ぁの…麻友ちゃん…」

ぁーぁ、麻友怒るぞ♪

バンッ


やっぱり。




麻友は朱莉の近くにあった机を思いっきり蹴った。


「麻友ちゃんじゃなくて麻友様だろぉ?」

でたよー。

麻友の女王様。

こういう所好きではない。



「いたっ」


麻友が朱莉の髪の毛をつかんだ。



いたそー。