一葉の登場と言葉で
クラスが一瞬にざわめいた。
「ぇ、えっと。か、一葉君?冗談面白~い」
勇気が苦笑いしながら言った。
クラスのみんなもそれに続いた。
「は?俺はまじで麻友が好きなわけ、てか勇気ってそんな性格だったんだね。俺実に言うと勇気が好きだった。けど、お前みたいな顔だけの性格ブスより元いじめをしてても今こうして皆でやり直そうとしている麻友の方が____何千倍もいいんだよ!!!!」
この時改めて一葉の人気?、権力?
の凄さを知った。
「そ、んな…私より麻友?一葉君頭おかしいんじゃない?私より麻友…ふふっ…あはははははは!!!笑わせないでよね!!!!」
強気に聞こえるこの言葉、だけどすごく動揺しているのが分かる。
「あ、あのさ俺勇気より麻友の方がいいと思うから俺抜けるわ」
「俺もー何か勇気ナルシ?だよね。きもい」
「私も!頭おかしいのは勇気だよ。」
「うんうん!よく考えたら麻友が私たちのクラスを良くしようとしてくれたのに…麻友?ごめんね」
クラスのみんなが「俺も、「私も」っと
声話そろえた。