「……だよな~」 「ぁーめっちゃわかるぜ」 トイレの方から一葉たちの声が聞えた。 近づいて聞いてみよっ! 「お前の好きな奴ゆうきだったんだな~」 一葉の大親友の正人が言った。 「あーうん。」 ドキっ胸に針が刺さったように痛い。 「てっきり麻友かと思った(笑)」 わ、私?? さっきより耳をよく澄ました。