ドキドキ胸が高鳴った。


美優が一葉の手をつかもうとした。

その瞬間―。


ゴンッ


一葉が美優を壁に叩きつけた。


そして


「お前みたいなブスOKするわけないだろ。
まぢできめー。
てかお前みたいなやつ死んだ方がいいって(笑)
俺好きな奴いるし(笑)」


好きな奴…だれかしら。

少し気になった。


でも今の状況最高に面白い(笑)



「グスっうぅ…」


美優が泣き始めた。


「あーないちゃった(笑)」



私が笑った。