――――――――――熱い 体が ―――燃えてるみたいだ。 ――――違う。 みたいじゃない ―燃えているんだ。 『…あはは』 笑わなきゃ、笑わなきゃ、笑わなきゃ。 「…おいッ!」 『あはは?』 誰? 声がして振り返る。 『…はい?』 ニッコリ笑い、聞き返す。 「っ、こっちに来い!」 『どうして?』 なおもあたしは、笑う。 「どうしてって、お前、もう服が…」 『いいんです。』 ニッコリ、とまた笑う。 『だって、これで』 ――解放される…