「ねぇねぇ、何の話?」


「あっ咲希!!」


彼女は私と同じ二年の姫神 咲希。
生徒会の会計を担当している。


「私もまぜて♪」


「まぜてって、そんな話でもないよ」


「私もお話したい!!」


しょうがなく、私は咲希に事情を話した。


「いいじゃん!行きなよ〜♪」


「えっ!?咲希!?」


「じゃあ聞くけど、佐伯は悠哉が嫌いなの?
それとも、好きなの?
結構カッコいい方だと思うけど」


新木先輩…
直球過ぎます…


「嫌いじゃないですけど…」


「じゃあ、会長の事好きなの?」


今度は咲希が聞いてきた。

「先輩としては、尊敬してます…
でも男の人としてはちょっと…」