次の日、私はあまり行きたくなかったが、仕方なく家を出て学校に登校した。
ん？
手紙？
―――ガラッ―――
「おはよー」
「おー♪
おはよー♪」
「相変わらず、咲希は元気だね〜」
「そんなことないけど♪」
いやいや、あるから!!
「あはは…」
あ、そうだ
手紙読も〜
へっ!?
昼休みに中庭に来てください!?
しょうがないか…
行こー
んー
疲れた…
やっと午前中の授業終わった〜♪
「さっ、行こっかな…」
「貴方が手紙の人？」
「はい、2年1組の山上 健斗って言います」
「あ、あの、佐伯さんの事が好きです！付き合ってください!!」
「……………⁉」
「ごめんなさい！
私、好きな人がいるから…」
「それって、会長ですか？」
「えっ!?
何で!?」
「だって、会長と話してる時凄く嬉しそうだったから…」
「そっか///
ごめんね…」
「いえ、気持ちを伝えられただけでもう満足です！」
「早く新しくいい人見つかるといいね！」
「はい!!
それじゃ！」
