「唯~!」
教室中にセイカの声が響く。
教室は静まり返ってセイカに注目した。
今は授業中。
いきなり、名前をよばれた私は目をまあるくしてセイカをみていた。
「新曲のPV!!みつけちゃった!!」
セイカは私にスマートフォンの画面をみせつけるなりいった。
そしてスマートフォンにささったイヤフォンをブチッとぬいて私に満面の笑みをみせた。
静まり返った教室になり響く音楽。
歌い初めのその声に私は無意識に微笑み、さけんだ。
「ゆうと~~~~!!」
セイカは私にウインクしてみせた。
しかし忘れてはならない。
今は授業中。
「伊藤~浅田~!!」
「げッ」
授業妨害をしたことはもちろん、ケータイを授業中に扱うことは禁じられている。
扱うならまだしも、音楽を大音量で堂々とかけている私たちに、もう助かる手段はない。
「とりあえず授業をうけなさい。放課後先生のところへきなさい。」
「はい…。」
といった私にたいしてセイカは、
「唯!!なにいってんの?今日4時からゆうとがでてるドラマの再放送じゃん!!」
「あああああああああああ!!忘れてた!やっぱ今の取り消し~!!行かない!!」
「は?」
「セイカ今何時間目?」
「え?6時間目…って3時半!!」
「セイカ!帰ろう!!」
「うん!!」
「「さよなら~」」
授業をぬけだしても怖いものなんてない!
私はゆうとがスキだから!!
教室中にセイカの声が響く。
教室は静まり返ってセイカに注目した。
今は授業中。
いきなり、名前をよばれた私は目をまあるくしてセイカをみていた。
「新曲のPV!!みつけちゃった!!」
セイカは私にスマートフォンの画面をみせつけるなりいった。
そしてスマートフォンにささったイヤフォンをブチッとぬいて私に満面の笑みをみせた。
静まり返った教室になり響く音楽。
歌い初めのその声に私は無意識に微笑み、さけんだ。
「ゆうと~~~~!!」
セイカは私にウインクしてみせた。
しかし忘れてはならない。
今は授業中。
「伊藤~浅田~!!」
「げッ」
授業妨害をしたことはもちろん、ケータイを授業中に扱うことは禁じられている。
扱うならまだしも、音楽を大音量で堂々とかけている私たちに、もう助かる手段はない。
「とりあえず授業をうけなさい。放課後先生のところへきなさい。」
「はい…。」
といった私にたいしてセイカは、
「唯!!なにいってんの?今日4時からゆうとがでてるドラマの再放送じゃん!!」
「あああああああああああ!!忘れてた!やっぱ今の取り消し~!!行かない!!」
「は?」
「セイカ今何時間目?」
「え?6時間目…って3時半!!」
「セイカ!帰ろう!!」
「うん!!」
「「さよなら~」」
授業をぬけだしても怖いものなんてない!
私はゆうとがスキだから!!