『 逢斗くんに会いたいよぅ・・ 』



『 逢斗くんっ・・あいとくん・・ 』



だけど、彼は小学五年生のときに、姿を消した―。



夏休みに山で遭難した、という噂だった。






ずっとずっと大好きだった彼を忘れるのは簡単じゃなくて、



でも忘れようと、必死に頑張って。





高校生になって、やっと忘れられたと思ったのに―。











もっと、もっと早く会いたかった―・・・。