【新】



恥ずかしい事を言わされた挙げ句、年下の女にからかわれた俺…。



顔が見られたくないから未来を抱きしめた。



「マジ無理。すげぇ照れるし////」

「あたしも好きだよ先生…。」



そう言って俺の胸に顔を埋めてくる未来。



この状況は非常にヤバイ。



でも俺はせっかく抱きしめた未来を離したくない。



「先生って香水つけてる?」

「ん?まぁ…。」

「イイ匂い…。」



そう言って俺の背中に未来の手が回ってきた。



ダメダメダメ。



コイツは生徒。



手を出したら終わりだ。



「未来…。タイム。」

「へっ?」



俺は未来を離して立ち上がった。



「CD聴く?」

「うん?」



俺の意味不明な行動に、未来は頭の上に?を浮かべてた。