俺が電話すると、すぐに出てきた井上…。



ヤバイな…。



「よぉ♪」



俺がそう言うと井上はニコッと微笑み返してくれた。



井上が隣に乗って車を走らせる。



女を隣に乗せるのなんて初めてじゃないハズなのに、今日はやけに段差と速度が気になる。



今日の井上はいつもよりカワイイ…。



少し胸元が開いたTシャツに薄手のロングニットを羽織ってて、マジ短いミニスカート…。



マジ焦る。



「井上って炭酸飲める?」

「炭酸!?飲めるよ?」



俺はどうでもいい話をして気持ちを紛らわせた。



15分もたたないうちに俺の住むアパートに到着。



俺はコンビニで買った袋を持って車を出た。



井上も降りて俺の後ろを着いてくる。



俺は部屋の鍵を開けて中に入った。