それから時田君と水野さんに別れを告げて遥の家に向かった。



今日の遥は寝かせてくれなそうだ…。



「飲みたい人~!!」

「ちょっと何で兄貴が来るの!?」

「未来と飲もうと思って♪」



つー君はあたしを妹のように可愛がってくれてる。



つー君が本当のお兄ちゃんだったらよかったな…。



それから3人でつー君が持ってきたお酒を飲んだ。



「未来…。俺は別にいいと思うぞ!?禁断の愛とかって♪楽しそうじゃね!?」

「つー君…。あたしは辛い…。」



飲み過ぎて酔いつぶれた遥の代わりにつー君が話を聞いてくれた。



「告れば?」

「無理!!だってこれからも顔合わせなきゃなんないのに気まずくなんのはイヤ!!それにあの人…。彼女かもしれないじゃん…。」



先生を好きになるのがこんなに辛い事だとは思わなかった…。