先生はあたしを力強く抱きしめる。



「マジ会いたかった~…。」

「あたしもだよ…。」



このまま時間が止まればいい。



あたしと先生は、ベートーベン達が見てる中でキスをした。



最後のキスとは違う、甘い甘いキス。



キスをやめてもまた抱きしめてくれる。



「未来。」

「先生…。」

「もう先生じゃない。」

「新。」



先生はまたキスをする。



「いつまでいるの?」

「日本に?」

「うん。」

「ずっとだよ♪もう先生の側から離れたくないから♪」



何度も何度もキスをした。



「いい加減にしてくれる?」

「「へっ!?」」

「授業始まってるんだけど?ふふっ♪未来ちゃん、お帰り♪」



そこにいたのは沙羅さんと…。



これから授業の生徒達…。



「あははははは♪」



先生は笑いだした。



「最悪…。」

「いいじゃん?もう俺らは禁断じゃねぇんだし?」

「そうだね♪愛してるよ先生♪」

「俺も愛してるよ未来♪」




END