あたしは久しぶりに遥の家に遊びに行った。



「久しぶり未来♪」

「つー君♪」



遥の家はやっぱり落ち着く♪



あたしの事をすべて知ってるのは、遥とつー君。



「今日は帰るの?」

「泊まり~♪」



月に2回の外泊許可を、先生と別れてから初めて使う。



「クラブに行く?」

「行く~♪」



つー君が久しぶりに夜遊びに誘ってくれた。



遥と遥の彼氏の瞬君と、あたしとつー君。



先生を好きになってからは初めて来るクラブ。



「あれ…。」

「未来ちゃん!?」

「沙羅さん!!」



沙羅さんがいた…。



沙羅さんはあたしに抱きついてから頭を撫でて、『偉いね未来ちゃん…。』って言ってくれた。



沙羅さんは全部知ってるんだ。



沙羅さんがお姉ちゃんみたいで、すごく嬉しくなった。