「くぁ…。」



目が覚めたら外は暗くなってた。



さっきよりも気分はいい。



俺はベッドから起きあがって水を…。



「はぁ!?」



何で?



夢か!?



隣に未来が寝てた…。



俺は未来に触ってみる。



「んっ…。」

「何でいんの?」

「ダメだった?」

「イヤ…。だってさっき怒ってたじゃん…。」



目を擦りながら起きる未来。



「昨日は…。女の人といたの?」

「へっ!?」

「だって…。昨日は帰らなかったんでしょ…。先輩が…。」



変な入れ知恵されやがって…。



「昨日は友達と飲んで、そのままそいつのうちに泊まったの。ちなみに男ね。」

「本当!?」

「ホント。」



俺は冷蔵庫から水を出して飲んだ。



「未来、今何時?」

「21時。」

「帰る?」



そんな目で俺を見るな…。