『夏希~ッ!!やっぱり!!おんなじクラスだぁ~!!!』

小学生の頃、親友だった。

―遠藤美紀―

マトモな性格だが、

切れると怖いと、

よく言われている。

ま…確かに…とは

たまあに思う…笑

『やったああああ!!!うっれすぃぃぃっ!!』

あたしは、ますます嬉しくなり、

ついに…叫んでしまった。

『やばいやばい…』

ハンカチを取り出し、

口を押さえた。

『ふちか…はってにふほく…』

ハンカチで、口を押さえていたので、

上手く言えなかった。

口が勝手に動く。

といいたかったのだ。

『は?なんて言ってんのっ!!?』

美紀がびっくりしていた。

『もう…ハンカチ取りなさい!!』

と美紀が注意してきた。

ハンカチを外し、

『はぁい…』

と言った。



がらっっっ…


大きなドアの音がした。

ドアの方をみると…


等さんっ…!!!?

あたしは、ずーっと、

神崎のことをみていた。

『へえ…結構イケメンじゃない!』

美紀が言った。

確かに…よくみたら…

イケメン…っていうか?

カッコイイ…かもしれない…。