2週間ぶりくらいかな・・・懐かしいな・・・

かっちゃんの部屋に入ったあたしは、開いていた部屋の窓に近寄った。
窓から見えたあたしの部屋では、ガラス屋さんが窓ガラスを直してくれている。

かっちゃん・・・ここからあたしを助けに来てくれたんだ・・・
昔は、ここからよくあたしの部屋に遊びに来てたもんなぁ・・・

そう思いながら自分の部屋を見ているあたしに、かっちゃんが気付いた。

「雪奈、そこ閉めて寝とけ!また倒れるぞ!わかったな!」

かっちゃんにそう言われたあたしは、窓を閉めて、かっちゃんのベッドに座った。