『……私は何があっても夕島さんの味方になるよ』



夕島「……は?」



『私は夕島さんを信じ…』


夕島「あんたに何が分かんのよ!!」



『…夕島さ』


夕島「あんたなんかに、なんにも知らない他人のあんたにそんなこと言われたくない!!」



『……』


夕島「消えて!!もう関わらないで!!」


夕島は涙混じりに痛々しく叫ぶ


夕島「あんたなんかっ…」





『夕島さん』




『私、分かるよ』




夕島「何言って…っ」




『弁解も聞いてくれず言わせてもくれない辛さ、誰一人味方がいない孤独感。…それと』



『大好きな人に信じて貰えない、空虚な絶望感』


夕島「……」



『不安で悲しくて怖くて腹立たしくて、すごくしんどいね』



夕島「……」


『沢山…、泣いたよね』


夕島「……っ」




『でも、もう大丈夫だよ』