『…そうだったんだ』



女B「そう、でもねそれから数ヶ月したら誤解は解けてその友達も夕島さんに謝って許してもらったらしいんだけど、夕島さんはそれ以降もずっと誰とも仲良くしなかったんだって」



女A「ショックが大きかったんだろうね」



女B「そうだねー。でも私はその場に居なかったし、噂で聞いただけだけどね」




『…―その喧嘩の原因の恋愛絡みの事ってどんな内容だったの?』



女B「うーん、確か…――――――」




『!!!』


――ガタッ


女B 「え、どうしたの?」


『ちょっと行ってくる』


女A「でも、もう数学の授業始まるよ!!」


『サボります!!』


女A「あ、柳田さん!?」



真流はそう言いながら教室を飛び出し、廊下を走っていった



さっき夕島が歩いていった方向に…―