「恭介―。諏訪原よろしく。」

「理事長と言いなさい!!」

「社会から通報するわよ?理事長センセ?」



理事長も果南のこと知らないんだ!!


すごいなあ・・・。


「南さん。新菜を泣かしたら小林さんともども、学校から追い出します。」


果南はにやりと笑う。


「やれるもんならやってみなさい?」


果南は満足そうに笑う。

「あ。小林さんは黒沢君が好きなんだったんですよね。」


何が言いたいのこのおやじ?!

「黒沢君は、新菜と見合いをするんだよ。まだ高校生だから、婚約はしませんが。南様の出方によって変わりますしね。南様の娘さんがもし、黒沢君を望むなら、私どもは喜んで辞退しますからね。」



自慢か!!


キモいなぁ・・・。


親子ともども自慢好きとは・・・。