「果南。料理くらいあたしだって、するよ。」
「うん。ありがと♪」
果南は料理が壊滅的にだめです。
本人曰く、
「料理なんてできなくても生きていけるわっ!」
らしい。でも、今は一人暮らしだから、ちょっとずつ上手になったみたい。
最近のは食べれるし。
「純玲、今日寒いから、ビーフシチューにでもしよっか。」
煮込むだけじゃん。
「ぉk。って、
レトルトじゃないの?
」
「れとるとって何?」
そう聞いたあたしにこう帰ってきた。
簡単に説明すると、果南は納得した。
「れとるとって便利ね。今度買ってみるわ。」
レトルト知らないとかどんなけお嬢様なの。
新菜ちゃんでも知ってたのに。
あ、あたしら4人しか知らないんだっけ。
果南が超お金持ちってこと・・・。