私たちのたくらみに気付いたみたい。

「果南はないし、純玲でいい。」

「何よ。私はないって!!」


ほんっと、失礼なやつっ!!


私も一応女だし。

純玲はこいつのどこがいいんだろう。


「ゴメン、僕高所恐怖症なんだよね。だから、観覧車、パス!!二人で乗ってきてよ。」


「私は「一人で乗るとかないじゃん?」


そして、ウィンク。


「わかった。私たちその辺にいるから。」


作戦ってことね。