「うう・・・。怖かった。」

「果南ウケる。」

輝と夏葵が大爆笑。

「わかる~。あの裏部長様がお化け屋敷が怖いなんてね~。果南のオーラのほうが怖いのに。」

私はきっと夏葵をにらむ。

「果南。機嫌直してよ。ココア買ってくるから。」

「僕もほしい。」

「俺、こー「あんたも行って来い。」

ココアを買ってくるという純玲に、輝も連れて行けと目くばせする。



「は?」

輝の文句に私はニッコリ言う。


「純玲ひとりで持ちきれるとでも?」