この日の夕方


「こんばんわ~!」


いつものように修司が病室に来た



・・・・・。



そこには空っぽの麻美のベッド…


修司はその場に崩れ落ちた。。。


「麻美…」


いつも開ける窓に1枚の手紙が挟まっていた

紙を引っ張りすぐさま開いた


そこには汚いけど一生懸命つづられた文字


『ごめんね…。

 ありがとう。』


たった二言だったが修司の心にグッと来た


修司はすぐさまナースステーションに駆け寄った


「すみません!

 林さんの住所教えてください!」


恥を捨てて看護師にお願いした


「ごめんなさいねぇ~。

 個人情報は教えられないの…。」


無残にも引き裂かれた。。。

そんな気がした


俺は麻美がいぃんだ

懸命に生きる姿に

俺は惚れた…


俺が一生涯守ってやりたい

そう思ったのに…