次の日、すぐさま麻美の元へエステ会社から電話がかかってきた

詳しい打ち合わせをする為だ。



次の週の日曜日、

私は予定通りエステに向かった


エステは駅前にあり

以前、街頭アンケートを実施していたところのすぐ裏側にあった


ビルの入り口にはエステサロン『PINKY』と書かれた看板が掲げてあった


サロンに入るとすぐさま綺麗な店員さんが私の相手をしてくれた


とりあえず店の方針を説明された


「私達は全ての女性に美しくなって欲しいのです。

 あなたも綺麗を手に入れたくないですか?

 今のままの自分で満足ですか?

 もちろん今でも十分綺麗ですが、手をかけてあげることで

 今の10倍は綺麗になるし

 これから先、何十年と若さを保っていくことも可能です。」


私は確かに!!と頷きながら聞いていた

現に今の自分が受け入れてもらえなかったがために

裕之先輩には振られてしまった

私には立派な結果があった…


「是非、私も貴女方のように

 綺麗になりたいです!!

 私も綺麗にしてください!!」


私は神にも縋る思いで

エステティシャンにお願いした