家に入り、自分の顔を鏡で見ると

なんだか急に涙が流れ出てきた。



「先輩の馬鹿ぁぁぁ~~~。」


枕に顔を押し付けながら

気が済むまで叫んだ。


太陽の光が差し込む頃

涙はようやく枯れ果てた。

しかし心の傷はパックリ開いたまま

今も尚、大量出血していた。


こんな腫れた顔じゃぁ営業できないよぉ…


私は職場に電話した。。。


「何を考えているんだね!

 林君!!!

 君の仕事は残しておくからなぁー!」


『ガチャンッ!』


上司に文句を言わながらも生理休暇を取った。


「乙女の気も知らないで…

 ハゲ頭!!」