2日後―

『プルルルル…プルルルル…』


「もしもし?

 林です。」


「もしもし―

 元気してたぁ~?

 恵美だよ!

 早速なんだけど

 やっぱこういう事は早い方がいいと思って電話したー。

 今週の土曜日なんだけど

 時間ある?

 エステに行ってみよう!

 事の真相を明らかにしなくっちゃ!」


まるで恵美は探偵になったかのような口ぶりで話してきた


「私ならいつでも暇してるから大丈夫よ!

 ちょっと自信ないけど…

 恵美が付いててくれてると、なんか心強い!」