私の頭の中で本当の事を言おうか止めておこうか

少し天秤にかけた―



呆れられてもいっか…



恵美にはすべて話す覚悟をした

話したら少し楽になるんじゃ…そんな気もした


「私、裕之先輩に告白して振られたでしょ?

 その時は3年間も思い続けて馬鹿みたい!

 って思ったんだけど…

 やっぱ好きだったんだよねー。。。

 気付いたら絶対見返して惚れさせてやる!

 って気になってたの…

 初めは簡単なダイエットから始めたつもりなんだけど

 気付いたらエステ通いしてて

 針治療とかにも通ってたんだけど

 どうやらその針が眼の神経に触ったらしく

 見えなくなったみたい…

 本当のところはわかんないんだけど

 お医者さんが言うには

 その節が妥当だろう。って…」