その先輩はカッコよくて面白くて

所謂学校一の人気者だった。

その反面とてもだらしないとも

有名だった。


わたしはそれも踏まえて

先輩に告白をした。

「わたし、先輩の事が好きなんです!」

「うん、知ってる。
で?どうしたいわけ?」

「え、付き合っ」

「ちょ、待って!まさか
付き合ってほしいとでも?」

先輩はわたしの目を見て

バカにしてるかのように言ってきた。