「まぁいいけどおいそこに座れ」

ポンポンと自分の隣を叩いている

そこに座れと…

なんか危険な予感?

とりあえず座ろう

向かいあわせってなんか恥ずかしいわ

「あの君さ「龍弥」

えと…

「龍弥さん?
何なのこのポーズは」

チュッ♪

はぁ?とっさに目を瞑ってしまったぁ~

あとからやめる気配なく

チュッチュッと響くリップ音

だんだん苦しくなってきた

「ん…んふぁ…んやぁ…や」

苦し~

ん?何これしっ舌⁉

龍弥さんの舌が私の口を犯すように舐めまわしてくる

絡めて吸って舐めて甘噛み⁉

「ん‼ん やぁ…りゅうん…ふぁあ
やめっ…て」

だんだん激しくなってくる一方

「やめてってば
ハアハアハアハア
ひとのファーストキスを」

舌を噛んだから血が出てしまったけど

私のほうが辛かったんだから

「人のファーストキスを‼」

もー知らない

これでわかった、

この男最低人間だ