遅刻ぎりぎりで何とか学校に間に合った二人


チャイムと同時にクラスに入った


「おーい、遅いぞ、席つけ」


「「はいはーい」」


担任が出席をとっている最中だった


「井上が朝から来るなんて雪でもふるんじゃないか?」


担任は笑いながら言う


それにつられてクラスのみんなも笑った


「おい森、馬鹿にすんなよー」


「森先生だろうが、ちゃんと先生くらいつけろ」