「ひ、人の部屋で何してるの?!」 寝顔を見られたと思うと恥ずかしかった。 「お前、今日ぼーっとしてたり、ため息ばっかりだったから心配して来た。」 「隆太………」 隆太、私のこと心配してくれたんだ。 「何があったんだよ??俺が思うに、実玖にも言えないことだろ??」 「う……うん。」 私は、戸惑いながら頷いた。