そして、次の日。
斗真君は学校に来てなかった。




「……みんな、悲しいお知らせだ。」




と、先生が教室に入ってきた。



「とても急なんだが、望月が昨日を最後にお父さんの仕事の事情で転校した。」




みんな、唖然としている。





「……嘘。」





あまりにも突然過ぎて頭が真っ白になった。