そして、放課後。 私の席に北上君が来た。 「……こいつ、転校生か??」 北上君は今日一日ずっと寝てたからまだ知らないみたい。 「はい、望月斗真君。私と隆太と同じ小学校だったんです……」 「ふぅーん。俺も学校案内手伝おうか??」 「大丈夫です!!北上君は先に帰って、ゆっくり休んで下さい!!」 「ん、そーか。」 と、北上君はあくびしながら教室を出て行った。