あたしは急いでカーテンにくるまった。

これかっ
朔真が後ろ向いてたわけはっ

「お前ほんとばか。俺だから良かったけど知らんやつだったらまぢやばいから」

俺だから?

やばい?

聞きたいことはいっぱいあったけどやめておいた。

とりあえず、

「ご、ごめん」

謝っとこ。

「まったくだよ。疲れて帰ってきたばっかだってのに
お前の下着見たら、もっと疲れる。いろんな意味で…。」

いろんな意味で?

最近の朔真はなんか変だ。
あたしと話すときほとんど下向いてるし。

「疲れたからもう寝る!!じゃぁな!!」

そう言って朔真は窓を閉め、カーテンを閉め
何もなかったかのように行ってしまった。

なんだよ。
もう少し話してくれたっていいじゃん。

あたしも寝よっかな…。

さっき寝て起きたばっかなのにあくびがまだ出る。
寝よ…。