なーんて話をしているうちに、学校案内終了!!


遥、おつかれ!!よくやった!!


「意外とうちの学校って広いでしょ?」


「そだね。俺の前の学校より広いね。この学校、見た目はちっさいけど。」


「裕也くんの学校は人数多かったの?」


「そーだねー。だいたい・・・」





「あっれ、仲よさそうじゃーん。」


自分たちの教室に入って現れたのは



「圭汰!!」


そう、圭汰。


「あれ、なんでいるの?」


「なんでいるの?ってお前・・・今日は俺と駅前のおいしいたこやきを食べに行くんだろ うが!!」


「あっ、・・・そーだった!!」


「お前、忘れてたな~!!」


「ゴメンナサ~イ!!」


「許さん!圭汰チョーップ!!」


「えぇ~?ヤメてよ~(笑)」


なんて会話をしているとふと、裕也くんの存在を思いだした。


いけない、いけない。存在忘れてたとか、ヒドいよね。


「あっ、・・もしよかったら裕也くんも一緒に行く?」


「え?俺も?」


「そーだよ。お前も一緒に行こうぜ!転校生君!!」


「いや、圭汰。転校生君じゃなくて、佐々木裕也くん。」


「裕也って言うの?よろしくな、裕也!」


「おぅ!よろしく!えと・・」


「あっ、俺は伊藤圭汰。圭汰でOK!」


「んじゃ、圭汰よろしく!」


ほぉ~・・・男同士の友情はこうして生まれていくのか・・・


遥さん感心。