私は視線を下におとし、河川敷のアスファルトをにらんだ。 私はいくつも彼に秘密をつくった。 それは結果的に私を決壊させ、彼を呪わせた。 さっきの高校生たちとわたしたちの違いはなんだったんだろう。 何かが間違いで、何かを正せば私たちだって、まだ笑えた。