「あそ、じゃぁいいよっ!!おやすみぃ!!」



ふてくされて、アタシが窓を閉めようとすると・・・・



「待て!話すから!!」



島崎が強引に止めた。



確かに理由が知りたかったけど・・・・・。




「いいよ~♪」



ノリ気になってしまう自分に驚いた。



島崎は、ボソッと言った。



「喧嘩してんの」




「・・・・え?」



「だぁから、両親が喧嘩中なの!浮気だとか、違うとか」



「そーなんだ・・・・・」




辛い事なのに、さらりと言ってしまう島崎に驚いた。