今、男子ハンドボール部に、キーパーは自分だけだ。

そのため、キーパー練習での交代がいないため、合間がない。

部員がどんどんキーパーのためになるべく指定された場所に球を投げてくる。

まずは正面の上下に6発。

次は脇のすぐ横左右に6発。

次は…という感じにどんどん投げてくる。

どんどん手を伸ばし、足をあげ、反復横とびを繰り返す。

鬼畜でしかない。

Mと思われるだろう。

冗談じゃない。

それでも、ためになると思い必死に飛び付き続ける。