「どうしたんですか?先生?」
俺ははやくこの場から離れたいという気持ちでいっぱいだった
「今日の新任の先生の歓迎会来ますよねぇ〜」
やたらべたべたと触ってくる
「いや、今日はちょっと」
「えぇ〜、どうしてですかぁ〜」
俺はいらいらしてくる気持ちを抑えながら適当に今日は用事があるのでとだけ言って職員室に入った
用事があるなんて嘘
ただ行くのがめんどいのとみずさ先生の顔を見たくないから
職員会議も終わり、自分のマンションに帰ることした
駐車場に停めてあった車に乗り、自分の部屋に向かった
だけど俺は花音と出会い本当の恋を知っていくなんて思ってもなかった