「ごっほん、今から入学式を始めたいと思います。新一年生は体育館へと向かってください」


俺は自分のクラスの生徒を体育館へと誘導させた


そして、体育館にある一年生の先生の自分のイスに座った


入学式が始まり1時間くらいで終わり、教室へと戻ることになった


保護者がいるなかで明日からの日程などを話、軽くみんなの自己紹介を聞き、一人の女の子の自己紹介を聞いたときなにかを頭がよぎった


彼女の名前は松下花音


どこかであったことがあるような…


確か俺の友達の妹の氏名とおんなじだ


まっ、きのせいか


そんなことを考えていると初めての担任一日目が終わった


次々と生徒と保護者が帰っていくなかでまた女子生徒たちが質問をしにきた


めんどくなった俺は、質問はまたなとだけ言って、教室を出た


職員室へと向かう途中、この学校の保健医だという立花みずさ先生にあった


みずさ先生は俺に対して大きな胸を揺らしながら走ってきた


「先生ぇ〜」


甘ったるい声を出しながら近寄って来る、そしてきつい香水のにおいがただよってくる


うっ、気持ち悪…


俺は我慢をしながら先生の用件を聞くことにした