涙は流れてないけど
ウルウルしてて
キラキラしてる先輩の目。
「先輩、ほんとに…
何かあったら言ってね?
いつでも力になるから」
「フッ……わかったって。
さっきも聞いた」
先輩はあたしのほっぺを
ムニッとつまんだ後、
真下にいるあたしにキスをした。
ここ……外なのに…。
人に見られてる…。
「ほら起きろ、授業行け」
今度は無理やりあたしを起こすと
ポンッと背中を叩いた。
「遅刻すんぞ」
「もう遅刻してる」
「……」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…