………っ、


だめだ、あたし…


このまま先輩の甘々にやられそうだ…。





「先輩は…あたしが怒ったって

 どうってことないんでしょ」





先輩に背中を向けて、ベッドの中で


縮こまった。


先輩の顔見てたら、このまま泣きついて


先輩を許してしまいそうになる…っ。





「…んなことねぇって…」


「…ウソだっ」





そんなあたしを、


先輩は後ろから抱きしめた。


腕を腰に回して


あたしをぎゅーって抱きしめる。